新しい「ChatGPT」の「GPT-4o」の発表とこれまでの違い

こんにちは!

静岡県御殿場市で活動する中小企業診断士の千葉達也です。
本日は5/14にリリースされた米OpenAI社のchatGPTの新モデル「GPT-4o」が凄すぎたので
簡単に解説します。


まず、新しくリリースされた新モデルは「GPT-4o」という名前です。「o」はomuni(オムニ)から来ており、「すべての」や「全方位」などの意味を持つようです。
「GPT-4o」のポイントは下記のとおりです。

①出力の高速化と精度も向上
②テキスト、音声、視覚の機能向上
③API利用料が半額に変更
④一部機能が無料で使用可能

では具体的に説明します。

①出力が高速になり精度も向上
ChatGPTを使ったことがある方はご存知かもしれませんが、テキスト入力後、ChatGPTのAIが反応するまでタイムラグがありました。しかし、今回のGPT-4oではテキスト入力後の出力速度が2倍以上の速さになっており、精度も向上しております。

②テキスト、音声、視覚の機能向上
OpenAIの発表会で、GPT-4oを搭載したiOS版ChatGPTのデモンストレーションが行われました。音声での質問に対して自然で流暢な応答や、人間が紙に書いた簡単な数式の問題を映像としてせ、それを正しく解く様子が披露されました。これらの機能は課金ユーザーには近々アルファ版としてリリースされるようです。
詳細は下記OpenAIの動画を参照ください。 (英語が苦手な方も日本語字幕で見るとわかりやすいです。)

③API利用料が半額に変更
ChatGPTを使用したアプリなどを開発する場合の利用料がいままでの半額になります。
この変更によりChatGPTを用いたアプリやソフトを作成する企業が増加思想ですね。

④一部機能が無料で使用可能
今まで有料ユーザーしか利用できなかったChatGPT4などのサービスが、無料ユーザーにも展開されるようです。より、多くの人が生成AIに関われるようになります。

では、中小企業はこれらを利用してどのようなことが出来るでしょうか。
例えば、飲食業がインバウンド向けに力をいれる時、ChatGPTを使えば、外国語に堪能な従業員がイなくても今まで以上に簡単に外国語対応が可能になります。


また、AIの精度が向上したことから、レポートやドキュメントの生成に利用することで社内業務の生産性の向上が期待できます。ぜひ、この機会にChatGPTをはじめとした生成AIに触れて、今後の経営や業務に活かして貰えればと思います。

この話があなたの経営改善のヒントになれば幸いです。経営に関するお悩みがあれば、

是非こちらへ → 千羽コンサルティングに相談してみる