マイクロソフトAI搭載のCopilot+PC発表とCopilotについて
こんにちは!
静岡県御殿場市で活動する中小企業診断士の千葉達也です。
マイクロソフトが5月20日にAI「Copilot」が搭載された新型PCの発表をしました。
性能としては下記のとおりです。
- 最大20倍の処理能力向上。
- インターネット接続なしでAI機能を使用可能。
- 過去の使用履歴を瞬時に特定できる機能を搭載。
1.最大20倍の処理能力向上ということですが、クリエイティブにガンガンをする経営者は少ないと思いますので、こちらに関してはあまり恩恵を受けないかもしれないですね。
2.インターネット接続なしでAI機能を使用可能。については情報漏洩リスクなどの観点でChatGPTなどを禁止にしている企業にとっては良いかもしれませんね。AIとしての情報のアップデートは流石にオンラインに繋いで行われると思います。
3.過去の使用履歴を瞬時に特定できる機能を搭載。こちら具体的にはどういうことかというと
「紫色のグラフがあるファイルを表示して」などをAIに伝えると瞬時に探してくれるようです。
ファイル探しに時間を取られて生産性が上がらないこともあるかと思いますので、断片的な記憶で探してくれるこの機能は地味に使い所多いかもしれないです。
そもそも「Copilot」ってなに?
良い機会なのでマイクロソフト社のAIであるCopilotについて説明したいと思います。
Copilotは、Microsoftが提供するAIアシスタントで文章作成やデータ分析のタスク支援を行ってくれます。
中のモデルにはOpenAI社のChatGPTをモデルとしており、端的にいうとChatGPTを利用したサービスです。
それじゃあ、ChatGPTを使えば良いんでない?と思う方も多いかもしれません。ただ、Copilotにも得意分野があるのでそちらについて説召したいと思います。
「Copilot」の得意分野
Copilotは、Microsoft社のMicrosoft OfficeであるWordやPowerPointなどと連携しており
メール文章の作成やプレゼン資料のスライド作成が得意となっております。
①Wordでの使い方
例えば、現場で使用している設備の取り扱い説明書(pdfなど)を上司から渡され「作業指示書」を作成しなければいけない時、このCopilotを用いることでカンタンにWordで「作業指示書」を作成することができます。
まず、事前に詳しい指示(プロンプト)を与えます。
「この取説を基に、設備の使い方について10段階で説明してください」このように指示すると、Word上で合理的で要約された手順を見つけ出してAIが記述してくれます。
②PowerPointでの使い方
事前に台本をwordで製作しておくと、それに応じてスライド資料を作成してくます。画像なども自動に貼り付けや自社のテンプレートを適用したデザイン統一なども行います。
その他にも、多人数でスライド資料を作成した場合、フォントやサイズなどがバラバラになってしまうと思いますが、Copilotに指示を出すと全て統一を行ってくれます。
Microsoftofficeを使う場面が多い方はCopilot使ってみると生産性の向上が期待できそうです。導入の検討してみても良いかもしれません。
この話があなたの経営改善のヒントになれば幸いです。経営に関するお悩みがあれば、
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