ママレードから学ぶ?経営改善への意外なヒントとは?
こんにちは、御殿場市で活動している経営コンサルタントの千葉達也です。
皆さんに質問です。好きな夕食メニューはありますか?
我が家では「鶏もも肉のママレード焼き」が大人気で、週に1回は食卓に上がります。なぜこんなユニークなメニューなのか、その理由は少し変わっています。実はこの料理を我が家で初めて作ったのは、1~2ヶ月前。きっかけは、妻が仕事で知り合ったご高齢者でした。
その高齢者の家には、立派なみかんの木があり、冬になるとたくさんのみかんが実ります。みかんの消費方法として、お婆様はママレードを作り、周囲にも分けているそうです。私たちも大量のママレードをいただきました。市販のものより非常に美味しく週末の朝食が(我が家は週末パン)楽しみになりました。しかし大量にあるため、流石に消費しきるには至りませんでした。
そこで、ママレードを活用した料理を調べ、見つけたのが「鶏もも肉のママレード焼き」でした。実際に作ってみると、こちらも非常に美味しく、すぐに我が家の定番メニューになりました。
このありふれたエピソードですが、経営における大切なヒントが隠されています。我が家のママレードのように、皆さんの会社にも十分に活用されていない経営資源(人、モノ、情報、金)はないでしょうか?
未活用の経営資源も、適切な場所や方法で活用することで、大きな成果を生み出すことが可能です。例えば、
1.Aさんを営業部に配置したが活躍していない場合、
- ジョブローテーション制度を導入し、適材部署を見つける。
- 社内公募制度により、本人の希望に基づく部署異動や役職決定を行う。
これらは適材配置を実現し、幹部候補の育成や従業員のモチベーション向上にも繋がります。
2.A、B商品は売れているがC商品が伸び悩んでいる場合、
- 売上順にグラフ化し(ABC分析)、商品の見直しを行う。
- C商品のターゲット市場やパッケージを見直す。
これにより、貢献度の低い商品を廃止して利益率を向上させ、C商品の売上向上が期待できます。
是非、皆様の会社で未活用の経営資源がないか探してみてください。
この話が皆様の経営改善のヒントになれば幸いです。経営に関するお悩みがあれば、
是非こちらへ → お問い合わせ
我が家定番の「鶏もも肉のママレード焼き」のレシピ