母校・御殿場中学校で「変化を恐れない挑戦」について講話を行いました
先日、母校である御殿場中学校にて、1年生を対象に 「変化を恐れない生き方」「自分の強みを活かす」というテーマで講話を行いました。
今回の講話は、キャリア教育の一環として、生徒の皆さんが “自分の生き方の根っこ”や“自分の強み”を考えるきっかけにしてもらうことを目的に実施されました。

私自身も御殿場市で生まれ育ち、現在は中小企業の経営を支援する 中小企業診断士として活動しています。
こうした地域の教育現場に関わることは、 「地域への恩返し」であり、 同時に「次世代への応援」でもあります。
講話の内容について
講話では、大学を中退し、3度の転職を経て独立開業に至った自身の経験をもとに、 「どんな時も自分の強みを信じて行動すること」の大切さをお話ししました。
私が自分自身のテーマとしている3つの強みは次の通りです。
- 挑戦心: 現状に満足せず、常に新しい環境に飛び込む勇気。
- 計画力: 目標から逆算して、確実に一歩ずつ進める力。
- 改善力: うまくいかない時に「なぜ?」を考え、次に活かす思考力。
この3つの強みは、私が中小企業診断士として企業の現場を支援するときにも活かされています。
たとえば製造業の現場では、現場改善のプロセスを一つずつ見直し、 社長や社員の方々と一緒に「より良くする」仕組みを作っていく。
それがまさに、挑戦心・計画力・改善力のすべてが生きる瞬間です。
生徒の皆さんにも、自分の中にある“強みの種”を見つけて、 それを育てていくことの大切さをお伝えしました。

生徒の皆さんからの質問
講話のあとは、生徒の皆さんからたくさんの質問をいただきました。
中学生とは思えないほど真剣で、素直な質問ばかりでした。
- リスクへの備え、気をつけていたことは?
- 仕事で一番苦労したことは?
- 勉強がつらいとき、どう乗り越えた?
- たくさん勉強→独立開業→成長の気持ちは?
- なぜ製造業を支援しているの?
- 大学を休んでいたときの気持ちは?
- これからの目標は?
- お金や失敗を恐れないで一番大切にしているものは?
- 仕事にやりがいを感じるときは?
- うまくいかない時はどうする?
- この仕事で尊敬する人は?
- 中小企業診断士以外ならどんな仕事をしたい?
どの質問も本質的で、「働くこと」「生きること」について深く考えているのが伝わってきました。
質疑応答を通じて、“正解のない時代に、自分の考えを言葉にする力”の大切さを改めて感じました。
地域で語ることの意味
今回の経験を通じて感じたのは、 「地域で働く大人が、地域の子どもに語ることの価値」です。
中小企業診断士という仕事はまだまだ一般の方には馴染みがなく、 「何をしている人なの?」と聞かれることも少なくありません。
だからこそ、こうした講話活動を通じて、
“コンサルタント=難しい仕事”ではなく、 「地域や企業の悩みに寄り添い、一緒に解決を考える仕事」であることを 少しでも知っていただければと思っています。
おわりに
講話を終えて、生徒の皆さんのまっすぐな目と素直な反応に、 私自身も多くの刺激を受けました。
「変化を恐れず、自分の強みを活かして挑戦していく」―― そんなメッセージが、誰かの背中を少しでも押せていたら嬉しいです。
これからも地域に根ざした活動を続けながら、 “御殿場発の伴走型コンサルタント”として、 企業支援と地域貢献の両立を目指していきます。
🌸地域の教育・企業・行政がつながり、子どもたちの未来を支える御殿場でありたいと思います。
― 千羽コンサルティング 代表 中小企業診断士 千葉達也 ―
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