令和8年度 小規模企業経営力向上支援事業費補助金の概要(第2次募集)
1.はじめに
例年実施されている、小規模企業経営力向上支援事業費補助金の第2次募集の公募が令和8年5月11日より開始されています。
本補助金は、経営力向上を目指す小規模事業者を対象としており、基本的には過去に同補助金を受けた事業者は対象外ですが、「物価高騰の影響を受けた小規模事業者」または「賃金引上げに取り組む小規模事業者」にあたる場合は、過去に受給していても要件が緩和され申請が可能です。
※ただし、令和6年度又は7年度に上記の要件で2回目の補助金を交付されている場合は、今回は申請できませんのでご注意ください。
2.補助金の概要
補助対象者
- 経営革新計画の承認を受けていない小規模事業者(※過去に当該補助金を受けたものを除く)
- (過去に経営革新計画の承認を受けていても、事業承継をした事業者は対象)
- 物価高騰の影響を受け、令和8年1月以降の任意の1か月間の売上が、令和3年~7年の同月比で10%以上減少した事業者
- もしくは、売上総利益が同期間比で5%以上減少した事業者
- 【新規追加】賃金引上げに取り組む小規模事業者(令和7年3月以降、補助事業が完了するまでの間に5%以上の賃金引上げを実施している事業者)
補助対象事業
- 経営革新計画の承認取得を目指す3年間の経営ビジョンを策定した上で行う新規事業
- 自社でこれまでに実施したことのない事業、または既存事業の大幅な改善
- 新たな需要の開拓や生産性向上を目指す取り組み
補助内容
- 補助率:補助対象経費の2/3
- 補助上限額:50万円
- 申請受付期間:
- 第1次募集:
令和8年3月2日(月)~4月20日(月)第1次募集は終了しました。 - 第2次募集:令和8年5月11日(月)~6月22日(月)
- 第1次募集:
3.加点項目
下記の要件を満たしていると審査で加点されます。(加点は3項目まで)
準備が少ないパートナーシップ構築宣言の公表などは今から実施されることをおすすめします。
✅ 事業継続計画(BCP)を策定している
以下のいずれかの**事業継続計画(BCP)を策定している事業者には加点されます。
- 中小企業庁「中小企業BCP策定運用指針【基本コース】」
- 静岡県「事業継続計画(BCP)モデルプラン【第1~4版】」
- 「中小企業BCPステップアップガイド」(特定非営利活動法人事業継続推進機構)
- 「地域建設業における災害時事業継続の手引き」(一般社団法人全国建設業協会)
- 経済産業大臣認定の事業継続力強化計画
- その他、独自のBCP策定(基本方針・影響評価・対策・体制整備・運用改善の記載が必要)
✅ パートナーシップ構築宣言を公表している
- 国の「パートナーシップ構築宣言」ポータルサイトで宣言を公表している事業者は加点対象。
✅ 事業承継計画を策定している
- 静岡県が定める様式で事業承継計画を策定している場合は加点対象。
✅ 健康経営優良法人・ふじのくに健康づくり推進事業所
- 国や県が認定する健康経営優良法人や、静岡県の健康づくり推進事業所として認定されている事業者。
✅ ダイバーシティ経営表彰を受けている
- 静岡県の「ダイバーシティ経営表彰」を受けた企業は加点対象。
4.活用事例
事例①:ケータリングサービスへの新規参入
- 補助対象経費:試作メニュー材料費、運搬用キャリアー購入費、チラシ・ホームページ作成費、専門家への謝金
- 結果:新たな顧客層(中食需要など)を開拓し、チラシやポスティングにより地域での認知度が向上。専門家の指導で地元産素材を活用したメニューを開発し他店との差別化を実現。
事例②:製造業の設備導入
- 補助対象経費:生産性向上のための機械設備費、専門家謝金
- 結果:作業効率向上によるコスト削減と納期短縮を実現
5.その他
手引や申請書類はこちらから参照ください。
申請手続きに関する詳細や具体的なサポートについては、お近くの商工会または商工会議所に相談してください。






